2012年10月20日土曜日

理学療法士 評価実習の流れ 1週目

前回は評価実習の大まかな流れについて書きました。
では、主に1週目は何をするのか詳しく書いていきます。

まずは、なんと言っても初日ですね。
完全アウェーの環境に1人で飛び込むといった状況です。
よく言われるように人の印象は数秒で決まります。
清潔感溢れる服装や身だしなみ
元気な振る舞いに気をつかいましょう。

ノンバーバル(非言語的コミュニケーション)

見た目や行動、仕草がいかに大事かがわかります。



笑顔と元気な挨拶を忘れずに!
『おはようございます。○○学校から来ました。○○です。本日から評価実習で1ヶ月お世話になります。よろしくお願いします』

このような感じでしょうか。
とても緊張しますね。初日には。。。
私も前日はなかなか寝付けませんでした。

初日は、ほぼ見学だと思って良いです。
し聞いた話ですが、初日から評価させられる場合もありますので、
しっかり、検査器具や評価用紙は用意しておきましょう。

施設にも長谷川式の評価用紙や、線2等分試験の用紙などはあると思いますが、
実習生としては、プリントアウトしておいた方が良いと思います。

実習での持ち物再確認!!

そして、そして。

見学の最後に必ず聞かれますよね?

例の言葉
『なにかありますか?』
このバイザーからの質問に
『なにもありません』
と答える人はいませんね。

必ず、治療するのを見学する際は
終わった後に、何を質問することを考えて下さいね。

本来は自然と疑問に思うことが出てくるのですが
意外に、この質問が苦手な人が多いですよね。

その理由は
1、何を聞いてよいのか、わからない。
2、全て理解している。
3、やる気がない。。。。

質問上手な方はありまり困らないかもしれませんが
もし、質問が苦手な方はこのようなことを意識して見学して下さい。

もしかたら、明日から自分が担当する症例になるかもしれない。
そして
もし、自分が担当するとしたらリスク管理をどう行うか。
もし、自分が担当し、治療を行うとしたら。

こんな『もし』を幾つか考えながら見学すると
質問が浮かんでくるのではないでしょうか。

そして、あまり考え過ぎづに、疑問に思ったことを質問して下さい。
バイザーの先生も何が分からないのかが分からない
という声を良く耳にします。

治療を見学する時はいろんな『もし』を考えて下さい。



リハビリに来る患者さんを常に観察して下さい。
その理由は、もしかするといつ誰が担当する患者さんになるか分からないからです。

バイザー(指導者)の立場からすると、
自分の担当する患者さんを学生に担当させるわけですから
とても慎重になります。

患者さんのキャラクターや障害の程度など
様々なリスクを考えます。

学生もドキドキだと思いますが
バイザーもかなり気を使うところです。

2週目から評価を始めるとなると、
1週目の終わりには担当する症例の患者さんは
決まると思います。

『評価したい項目を考えておいて』
みたいな感じになりますね。

1週目ではバイザーとの信頼関係をしっかりと築けるように
デイリーノートや調べものなどは
少し気合いを入れても良いと思います。

しかし、入れすぎると担当する症例が決まってからも
続けないと手を抜いてると思われますから
ほどほどにですね。。。






2012年10月15日月曜日

第2段CM【DVD】鯨岡栄一郎による『超』リーダーシップ・コーチングセミナー



ついに今月の10月31日に発売日が決定しました!!

鯨岡栄一郎氏 待望のセミナーDVD化、しかも書籍の発売と重なり話題性急上昇中です。
今回は第2弾CMを制作しましたので、ご覧下さい。


2012年10月14日日曜日

理学療法士 評価実習の流れ


理学療法士の評価実習の流れについて書きたいと思います。
長くなってしまいそうなので、数回にわけて書いていきますね。

主に、理学療法士の実習は評価実習、治療実習(臨床実習、インターン)がメインになります。
その他には見学実習や検査測定実習などでしょうか。

私の通っていた学校は
見学実習3日
検査測定実習3日
評価実習1ヶ月
治療実習2ヶ月×2回でした。

これは、学校によって違いがあります。

検査測定実習が1週間というところもありますし、評価実習がなく、治療実習2ヶ月半×2回など、学校によって様々です。

ですが、今回は初めての長期実習である評価実習について書いていきます。
(私の経験談と他の学生や他の療法士から聞いたことも含まれています)


例ですが、1ヶ月の場合大まかにこの様な流れが多いのではないでしょうか。
私の場合はこのように始め説明を受け
少しずつ前倒しで進んでいきました。

これはあくまでも1症例の場合です。
中には2症例担当する場合もあります。
その場合は1週目から評価が始まり、評価終わり次第レポート作成ですね。

聞いた話ですが、4症例というところもあるそうです。
スケジュールはタイトですが、力はつきそうですね。
しかし、個人的な意見としては、症例を沢山持ちすぎると考える時間が
なくなり、こなすだけになってしまう気がします。


正直、今考えると、この評価実習が一番大変でした。
なにが大変かというと、まずは、兎に角はじめての実習長期ということです。

それに、実習の流れが把握できず、常にレポートの手直しと再提出を繰り返し、先きの見えない戦いにとても不安になったことを覚えています。

やはり先きが見えないというのはとても不安になります。
なので、この記事を読んでもらい、評価実習の流れを掴んでもらえたらと思っています。

また、実習ならではの不安に襲われた場合の思考の転換法なんかも書いていければと思っています。


話は変わりますが、理学療法士の実習の場合
1人でまったく知らない病院で実習することが多いです。
(ちなみに看護師さんの場合は3〜4人かのグループで実習するようです)

完全アウエーの状況ですね。。。
大きい病因では他の学校の実習生などと同じにもなりますが
基本的にアウエーです。

何十人の療法士に常に注目されています。


ここで、読み直してみるととてもマイナスな要素ばかりですね。(汗)

大変なことも多いですが
初めて患者さんを担当することが出来る機会であり
理学療法士としての考え方を構築する場でもあります。

本来、楽しくこの実習を過ごすことが出来れば良いのですが
なかなかそうは行きません。

その理由も幾つか紹介していきます。
(実習が辛いのには理由があります。そして、実習の辛さの理由がわかれば、少し楽になると思いますよ。)

初めて患者さんと接する機会でもあります。
本来はとても素晴らしい経験をする機会なのですが
実習が上手くいかないと、物凄いストレスを感じます。

そうならない為に、しっかりと準備しましょう!!




2012年10月10日水曜日

ネフロン Nephron : 理学療法士による身体研究活動





腎臓は皮質と髄質で構成されています。

尿細管は皮質、髄質のまたがっています。

糸球体に近い部分を近位尿細管と言います。
血液から尿が濾過されるので、糸球体を軸に考えます。
良く言われますが、近位尿細管では約70%の水が再吸収されます。

集合管に近い部分を遠位尿細管と言います。
ヘレン係蹄の上行脚では再吸収は行われませんが、下行脚と遠位尿細管で約20%の水が再吸収されます。

毛細血管の塊である糸球体とボーマン嚢を合わせて腎小体と呼びます。
皮質の中に存在する腎小体の数は約100万から200万個存在しています。




参考HP

腎臓の働き 薬理学のHPの様ですが、イラストも多くとても分かり易いです。

ビジュアル生理学_腎機能 かなり詳しく腎臓の働きについて紹介しています。

初心者のための腎臓の構造_日本腎臓学会
ちょっと堅苦しいPDFですが、イラストは分かり易いです。


HP : http://physithera.com/

理学療法士による身体活動研究BLOGはこちら
http://physitheraresearch.blogspot.jp/
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http://www.youtube.com/user/PhysiTheraResearch
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