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理学療法士による身体活動研究チャンネル。医学に関する専門的な知識を動画を使い説明しています。解剖、運動、生理学はテキストで勉強するよりもビジュアルを通して学んだ方が記憶にのこるのではないかと思い、学生時代からこの活動を始めました。今後は臨床で感じた新たなニーズを等身大で表現していきたいと思います。※身体の活動には個人差があります。ご心配な方はお近くの医療施設にご相談下さい。

2011年3月6日日曜日

【解剖学】膝関節の靱帯ligament of knee joint : 身体活動研究



膝関節というのは大腿骨、脛骨、膝蓋骨の3つの骨で構成されています。そして関節としは大腿骨と脛骨、膝蓋骨と大腿骨の2つの関節の複合体です。これらの関節面は平坦な構造をしていて、骨自身の適合は著しく不安定です。それらを補うために様々な靱帯が関与してきます。大腿骨顆と脛骨顆の間を埋めているのが内側半月、外側半月です。内側半月は上からみるとC字状で、外側半月はO字状に近い形をしています。また内側半月は内側側副靱帯と結合しています。内側側副靱帯は大腿骨内側状顆から脛骨内側顆に付着します。外側側副靱帯は大腿骨外側顆から腓骨頭に付着します。側副靱帯は伸展時に緊張し、屈曲時に弛緩します。
みなさんも耳する事が多いと思いますが、前十字靱帯と後十字靱帯です。2つの靱帯は関節内で大腿骨と脛骨を連結します。前十時靱帯は大腿骨外側顆の後内面から前内方に走り、脛骨前方につきます。そして、脛骨の前方への滑り出しを防止します。後十時靱帯は大腿骨の顆間窩前内側から斜め後外方に走り、脛骨後顆間区の外側につきます。脛骨の後方への滑りを防止します。
今後は膝関節の運動についてお話できればと思っています。

膝関節と言えばこの方、園部俊晴先生
イラストがとても分かり易いです!!

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