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理学療法士による身体活動研究チャンネル。医学に関する専門的な知識を動画を使い説明しています。解剖、運動、生理学はテキストで勉強するよりもビジュアルを通して学んだ方が記憶にのこるのではないかと思い、学生時代からこの活動を始めました。今後は臨床で感じた新たなニーズを等身大で表現していきたいと思います。※身体の活動には個人差があります。ご心配な方はお近くの医療施設にご相談下さい。

2012年3月22日木曜日

横隔膜 Diaphragm:理学療法士による身体活動研究



横隔膜の起始部は三つに分けられます。
胸骨部:剣状突起
肋骨部:第7肋骨〜12肋骨
腰椎部:第1腰椎から〜第3腰椎
停止:腱中心

支配神経:横隔神経、随節レベルは第3頸椎〜第5頸椎

吸気時には横隔膜が収縮することで円蓋を引き下げ、胸郭を広げます。呼気時には弛緩します。

横隔膜は胸腔と腹腔の境界にある筋板であり、血管や食道が貫くための三つの孔があります。
3つの孔は大動脈裂孔・食道裂孔・大静脈孔です。
大動脈裂孔には交換神経叢、食道裂孔には迷走神経がともに通ります。

裂孔の覚えやすい語呂合わせ
大動脈裂孔を通るのは『大動脈の高架橋』で交感神経叢と下行大動脈
食道裂孔を通るのは『食道の名食』で迷走神経と食道

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