今日は人工骨頭置換術と人工股関節置換術についてお話したいと思います。
まずは人工骨頭置換術です。
この手術が一番多い症例としては高齢者の方の転倒です。
新潟県内の老人介護福祉施設における骨折の調査研究 平成19年度骨折調査報告 http://www.med.niigata-u.ac.jp/hyg/kossetu.pdf |
転倒により大腿骨頚部を骨折した際に
大腿骨の骨頭を切除し人工の骨頭と置き換えます。
骨頭のみを人工に置き換えます。 |
次に人工股関節置換中です。
この手術が適応される症例としては
変形性股関節症や関節リウマチ、大腿骨頭壊死などです。
股関節の形状が変化した場合に人工の関節に置き換えます。
先ほどの人工骨頭置換術と違う点は受側である
股関節の臼蓋も人工のものに置き換えます。
股関節の臼蓋と大腿骨の骨頭 どちらも人工に置き換えます。 |
どちらの手術も脱臼や血栓症、感染などのリスクを伴います。
術後のリハビリでは脱臼肢位を避けた日常生活動作を習得することが重要です。
次回は術式による脱臼肢位についてお話したいと思います。
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