自己紹介

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理学療法士による身体活動研究チャンネル。医学に関する専門的な知識を動画を使い説明しています。解剖、運動、生理学はテキストで勉強するよりもビジュアルを通して学んだ方が記憶にのこるのではないかと思い、学生時代からこの活動を始めました。今後は臨床で感じた新たなニーズを等身大で表現していきたいと思います。※身体の活動には個人差があります。ご心配な方はお近くの医療施設にご相談下さい。

2012年5月11日金曜日

脳脊髄液 Cerebrospinal fluid:理学療法士による身体活動研究

 

脳脊髄液は脈絡叢で産生されます。脈絡叢は側脳室、第3脳室、第4脳室にあります。側脳室系の脈絡叢で産生された脳脊髄液は唯一の出口であるルシュカ孔とマジャンティ孔に­向かって流れます。 側脳室からの経路を詳しく見てみます。脳脊髄液は側脳室からモンロー孔を通り、第3脳室へ、第3脳室からは中脳水道を通り、第4脳室へ流れます。そしてルシュカ孔とマジャ­ンティ孔を通り、クモ膜下腔に流れていきます。 脈絡叢で産生された脳脊髄液はクモ膜顆粒で吸収されます。 (ルシュカ孔とマジャンティ孔から出る) 脳脊髄液は中枢神経や末梢神経の代謝やホルモンの運搬などの役割もあります。また、脳を衝撃から守るという重要な役割もあります。

2012年4月23日月曜日

痛みの閾値 Threshold of pain:理学療法士による身体活動研究



痛みの閾値が下がっている状態というのは、防波堤が低い状態の事です。なので痛みを感じやすくなります。
次に痛みの閾値が高い状態というのは高い防波堤をイメージして下さい。閾値の防波堤が高いため、痛みを感じにくくなります。

〜閾値の使い方(例)〜
痛みの閾値には個人差があります。痛みの閾値が低い人は痛みを感じ易く、痛みの閾値が高い人は痛みを感じにくいと言えます。

2012年4月19日木曜日

国際医用画像総合展:循環機能一体型脳血管モデル

2012年4月13日(金曜日)に国際医用画像総合展があり取材で訪れました。
その際に取材した動画をアップしたので掲載します。



脳動脈瘤などの手術のトレーニングに使用する機器です。今までありそうでなかった?のかもしれません。
実際に出展者の方に実演をして頂いたのですが、動脈瘤のところでコイルを巻くというのは相当難しいようです。


中小企業と大学の研究機関による合同制作とのことです。価格帯についてはまだ未定のようですが、非常に高額なことは間違いありません。しかし、台数を量産できるようになればコストを抑えることができるようです。


フヨー株式会社
http://pcpalpha.jp/

Diginfonews
http://www.youtube.com/user/diginfonews
Diginfonewsjapan
http://www.youtube.com/user/diginfonewsjapan

2012年4月15日日曜日

耳 Ear : 身体活動研究



耳は外耳、中耳、内耳に分けられます。外耳と中耳の間には鼓膜があり、中耳には耳小骨があります。耳小骨は外からツチ骨、キヌタ骨、アブミ骨とあります。内耳には蝸牛と前­庭、半規管が存在します。
三半規管は平衡感覚を司っており、前庭神経に支配を受けています。

蝸牛内部にある聴覚受容器をコルチ器と言い、蝸牛は蝸牛神経の支配を受けています。

また前庭には卵形嚢と球形嚢が存在します。
卵形嚢は水平方向の加速度を感受し、球形嚢は垂直方向の加速度を感受します。

前庭神経と蝸牛神経は脳神の経第8番目の神経である内耳神経に分類されます。

さらに中耳を詳しくみてみると、鼓膜張筋とアブミ骨筋が存在します。鼓膜張筋は三叉神経の支配をうけ、アブミ骨筋は顔面神経の支配を受けています。

2012年3月22日木曜日

横隔膜 Diaphragm:理学療法士による身体活動研究



横隔膜の起始部は三つに分けられます。
胸骨部:剣状突起
肋骨部:第7肋骨〜12肋骨
腰椎部:第1腰椎から〜第3腰椎
停止:腱中心

支配神経:横隔神経、随節レベルは第3頸椎〜第5頸椎

吸気時には横隔膜が収縮することで円蓋を引き下げ、胸郭を広げます。呼気時には弛緩します。

横隔膜は胸腔と腹腔の境界にある筋板であり、血管や食道が貫くための三つの孔があります。
3つの孔は大動脈裂孔・食道裂孔・大静脈孔です。
大動脈裂孔には交換神経叢、食道裂孔には迷走神経がともに通ります。

裂孔の覚えやすい語呂合わせ
大動脈裂孔を通るのは『大動脈の高架橋』で交感神経叢と下行大動脈
食道裂孔を通るのは『食道の名食』で迷走神経と食道

2012年1月18日水曜日

『動作分析と臨床推論』 石井 慎一郎 先生



年末に動画制作をさせて頂きました。
『動作分析と臨床推論』とても興味深い内容のお話でした。
興味のある方は療法士.comのHPにて詳しく掲載されています。
是非、ご覧下さい。

身体活動研究 PhysiTheraResearchはこちら
http://www.youtube.com/user/PhysiTheraResearch

以下、療法士.comより引用です。

動作分析は、「何を感じて 何をしようとしているのか 知る手がかり・・・」

http://ryouhousi.com/modules/column/ryouhousi.com-planning/seminar-2st.html
(石井 慎一郎 先生も講師を務める、療法士.com主催セミナーはこちら↑↑)

石井 慎一郎 先生が、ご自身の若手療法士時代を振り返り、そして、"動作分析" "臨床推論"といった、多くの療法士が悩むキーワードをもとに語っていただく、療法士.comの独占インタビュー。

療法士.comでは、2012年石井 慎一郎 先生によるセミナーが多数開催決定!!

"動作分析" "臨床推論"この2つを身につけ、明日からの臨床を変えてみませんか?

また、現在、DVD 膝関節の理学療法 ~変形性膝関節症を中心に~(価格:3150円(税込み)をネット販売中。こちらは、今までは石井先生のセミナー会場での販売が主でしたが、多くの療法士の声を受けて、つ­いに療法士.comでのネット販売がスタートしました!

詳細はこちら↓↓
http://ryouhousi.com/modules/column/product/pt1.html

2011年12月6日火曜日

理学療法士 実習でおすすめな書籍:大腿骨頸部骨折―何を考え、どう対処するか



大腿骨頸部骨折―何を考え、どう対処するか
実践MOOK・理学療法プラクティス
編集:嶋田 智明,大峯 三郎
ゲスト編集:大峯 三郎
大腿骨頸部骨折 何を考え、どう対処するか 実践MOOK・理学療法プラクティス / 加藤浩(福祉工学) 〔単行本〕

実習では大腿骨頚部骨折の患者さんを見させて頂くことが多々ありました。
この本では、急性期、回復期、維持期の介入時、確認しておく事項など細かく記載されています。
是非参考にしてみて下さい。

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